修理ブログ
BMW E46 エンジンオイル漏れ修理
E46 330Cⅰエンジンオイル漏れの修理でご来店です。
リフトアップをしてみるとエアコンのコンプレッサーには漏れたエンジンオイルが付いています。
エンジンの上部から流れて来ているようです。
エンジンのカムカバーパッキンあたりにかなりの漏れがみられます。
カムポジションセンサーは漏れていないようなので、
バルブカバーの交換と、
M50系のエンジンの定番オイルフィルターケースのガスケット交換をご案内しました。
順調に進んでいたのですが・・・
フィルターケースの後ろ側に大量のエンジンオイル漏れがみられました。
ケースを外してのぞき込むとインテークマニホールドの下がべっとりです。
犯人はこちらのオイルプレッシャーバルブです。
ということで、お客様にご相談後、インテークマニホールドを外して交換しました。
この交換作業が一番大変でした
新品部品との比較です。
フィルターケースも取り付け前にキレイにしてから取り付けます。
徐々に戻ってきました。
作業完了です! やっぱりきれいなエンジンルームは気持ちがいいです。
自己満足ですが(笑)
せっかく2台揃ったので記念に並べました。
さすがに15年以上経過しているので、
古くはなってきていますが、バランスのいいプロポーションはさすがクーペです
エンジンや足廻りも非常に調子も良く
まだまだ乗って頂きたいです。
アウディRS7 キャリパー塗装
耐熱塗料で塗装です。
いい感じに仕上がりました^^
ST203 セリカ オイル漏れ修理
ちょっと古いトヨタのS型エンジン、車検でお預かりいたしましたが、かなりのオイル漏れです。
エンジンの後ろ側がかなりの重症みたいです
一度エンジンルームを高圧洗浄後にエンジンをかけると、ご覧の様にかなりの漏れが見られます。
エンジンのシリンダーヘッド側の不具合に間違えは無いので、まずはタイミングベルトを取り外します。
ベルトのカバーの中もかなりひどい状況です。
カムシャフトのオイルシールは完全に漏れていますが、
バルブカバーガスケットも、やはり漏れています。
あと、ディストリビューターも漏れてます。
定番のOリングです。
クランクシャフトのオイルシールと、オイルポンプのシールも交換して、徹底的に洗浄します。
もちろん、カムシールも交換します。
気になるウォーターポンプも交換致します。
さすがに年季が入っています。
全てのパーツをキレイにしたら、取り付けていきます。
ただの自己満足かもしれませんが、キレイだと嬉しいですよね。
組み付けていきます。
以上でエンジンオイル漏れ修理は完了ですが、
こちらのお車、フロントハブにガタつきがありましたので、ベアリングの交換も同時に行いました。
この辺りまでの分解は、割と容易いのですが・・・
ベアリングからハブプレートを外すのは、専用のSSTやプレス台などが必要になってきます。
今回は無事外れてくれました。
後はプレス台を使用してベアリングを圧入します。
こちらも無事完了。
トヨタのS型エンジンは、元々丈夫なエンジンなので、こまめにメンテナンスをすれば、まだまだ十分使えます。
今後も是非、末永く大事に乗ってあげて下さい。
BMW E87左リヤ足廻り異音
今回左後ろからコトコト音がするということで入庫しました。
リフトアップをしてみると、リヤショックの下側を止めているマウントが切れていました。
修理依頼を頂きましたので部品を注文。
ここです。
古い方の写真を撮り忘れてしまい、これは新品を付けた写真です。
難しい作業ではないですね。
ショックの下のナットを外しました。
後は左右に付いている2本ボルトを外せば取れるようです。
外れました。
これが外したもマウントです。
こんな事があるんですね!ちょっとビックリです。
新品と比べるとこんな感じです。
では新品を取り付けます。
後は下のナットを締めれば完了です。
終わりです。
ひとまずの試運転では音は消えました。
後はしばらく乗って頂いて音がすれば来店されるとの事でしたが、その後連絡もないので
どうやら音は消えたようです。
異音の特定はなかなか難しいですが今回もしっかり直ったようで良かったです。
ありがとうございました!
AUDI 足廻り異音修理
AUDI A4のお客様がハンドルを切ると音がするということで来店されました。
早速調べるも異音せず。
しばらく走ると音が出るということで、少し乗っていると音が出始めました。
音の出所はロアボールジョイントでした。
ここから出る音が車内まで伝わっていました。
今回はボールジョイントとロアアームの交換になりました。
ボールジョイントはボルトで固定されていて上手くいけば簡単に外れそうです。
ということでボルトを外しました。
アームとくっついたまま外せるか試してみます。
アームを止めているボルトがラックに当たって抜けません。
ラックを上に持ち上げるしかなさそうです。
ラックもボルトを外せばすぐに動きました。
持ち上げてアームも外しました。
バールで少し広げたらこのまま抜けました。
外したものと新しいものです。
では取り付けます。
取り外しと逆の手順です。
ボールジョイントを付けて固定します。
ラックを持ち上げてボルトを付けてアームも固定します。
付けたらラックを元に戻します。
細かい箇所は省きましたがこれで付け終わりました。
音もしなくなり快適になりました。
お客様にも満足して頂けてなによりでした。
R170 SLK ナビ取り付け
今回はベンツ SLK R170のナビ取り付け作業です。
一気に外しました。パネルの劣化がひどくかなり慎重な作業でした。
内装のパネルもボロボロなのでコンソールボックスも外して塗装することになりました。
塗りなおしたものです。キレイになりました。
付けるとこんな感じです。
ではナビ付けに戻ります。
ナビモニターを固定するステーを取り付けます。
専用のものが必要になり用意しました。
両脇のツメを起こして固定します。
モニターが付いたので、ナビ本体を取り付けます。
設置場所に悩みましたがトランクルームにしました。
バックモニターはこの位置に取り付けました。
後はアンプに抵抗を割り込ませます。
助手席足元の奥に隠れていました。
電源ONです。ばっちり動いてくれました。
ナビ付けは終了ですが、このSLKバリオルーフが動かないとのお話も受けていました。
まずオイル漏れがないか油量を確認してみました。
かなり減っています。
油圧シリンダーを確認してみると・・・オイルの滴ができています。
ここのシリンダー左右とルーフロック部分のシリンダーの3ヶ所から漏れていました。
外してみるとかなりオイルで汚れています。
掃除して新しいシリンダーを取り付けました。
ルーフ部分のシリンダーも同様に交換しました。
ここから漏れると天井の内張りがシワシワになるので厄介です。
オイルを補充して作動確認です。
こちらもばっちりです。
さらにスマートトップの取り付け依頼です。
こちらはルーフのワンタッチ開閉と走行中の開閉が可能になります。
スマートトップ本体の線をヒューズボックス内の配線に繋げば完了です。
作業終了と思いきや車の下にオイルが・・・
確認するとATオイルパンとEGSカプラーからでした。
作業の了承が得られたので早速はずしました。
外して掃除したオイルパンです。
これがEGSカプラーです。
取り付けてオイルを入れれば今度こそ終了です。
しばらく預かってしまいましたが無事納車できました。
これから気持ちのいいオープンカーライフをお楽しみください。
AUDI A4 QUATTRO
AUDI A4のエンジンアイドル不調をお預かりいたしました。
アイドリング時において時々失火を起こしている様な症状でアイドリングが安定してません。
とりあえず、診断機をつないでエラーコードを抽出。
3番シリンダーのミスファイァとエアインテークのリークを検出。
3番シリンダーのコイルまたはスパークプラグが怪しい感じですが、
さらに現状のデーターを拾ってみると・・・
なんと、すべてのシリンダーからミスファイァが検出されています。
どうやらコイルやプラグでは無く、もっと調べる必要がありそうです。
とりあえず、インテーク側のバキュームホース類の点検。
割れている様子は特に無いようですが・・・
悩んでいてもしょうがないので、一度マニホールドを外してみることに。
しかし、これが なかなか大変です。
オルタネーターなども取り外します。
段々と、えらい事になってきました。
がしかし今のところ原因はつかめていません。
マニホールドが外れました。マニホールドの中はブローバイでビッチリです。
こんな状態です。
シリンダーヘッド側も、
もちろんヒドイ状態です。
インテークバルブもタール状のものでヒドイ汚れです。
ヘッド側に付いている仕切り板もこんな状態です。
べっとりです。
とりあえず、ヘッドもマニホールドも出来る限りきれいに洗浄していきます。
ここまで来るのにかなりのケミカル剤を投入しました。
仕切り板もきれいに。
マニホールド取り付け準備完了です。
ヤナセの部品担当の方と相談して、こちらの部品が出る傾向があるとのお話がありましたので、同時に交換しました。
いよいよ取り付けです。
こちらの部品は新品に交換。
こちらのバルブも交換。
緊張の一瞬エンジンスタート!!
おおっ!きれいに吹けあがります。
アイドリングも安定しています。
今まで、あまり作業をする機会がなかったエンジンなので、正直時間がかかってしまいましたが、
結果には大満足。
いまどきの直噴ダウンサイジングターボはかなりエンジン内部が汚れている事も分かり
とてもいい勉強になりました。
レンジローバーSPORTS
チョットすごい車をお預かりいたしました。
昔は砂漠のロールスロイスなんて呼ばれてましたが、
その名も、
レンジローバーSPORTS!!
イヴォーグは結構見かけますが、SPORTSはなかなか千葉県では見かけません。
こんなチャンスはめったに無いので、色々と拝見!
キーをオンにすると、まずナビとメーターにLANDROVERの文字が浮かび上がります。
その後メーターが浮かび上がる仕組み!
そして、センターコンソールや、シフトレバー周りもかなりゴージャス。
今どきのレンジはデザインもイイんですが、工業製品としてのクオリティーの高さもすごいです。
シートもこの質感。超やばいです。
リヤシートもぬかりなく・・・
フロントブレーキはこのクラスお約束のbrembo6POT でかいです。
サスペンションは前後エアサス。
の、マルチリンク。
エンジンは5L V8スーパーチャージャー。
同時期にお預かりしていたカイエンと並べると、一回りくらい大きい感じです。
いやーそれにしても、すごい車でした。
BMW E89 Z4
BMW Z4ブレーキパットは交換したんですが、警告が消えないとのご相談をお受けいたしました。
調べますとこちらのお車は交換後にリセットの設定を行わないと、警告は消えないようです。
早速、新しいアイテムG-SCAN2を投入。
無事リセットが完了しました。
更にお客様のご依頼は、ホイールに入っているガリ傷の修理。
これが実は4本とも削れています。
実はこのホイールとてつもないオフセットの鍛造20インチ SSR CV-01
メーカー等に修理を依頼するとかなりの高額が予想されます。
そこで、簡単なリペアーをお勧めいたしました。
こちらのホイールリペアーサービスは、削れた部分をある程度まではペーパーで削り、
そこから磨きに磨いて目立たなくする方法です。
なるべく削る範囲は、最小限にとどめるのがキレイに仕上げるコツとか。
ある程度削れたらひたすら磨きます。
細かくペーパーの番数を変えていくと、徐々に光沢が蘇ってきます!
ジャーン!どうでしょう、もうほとんど分かりません。
最後の仕上げです。
完了しました。
まともにメーカーに修理に出すと1本5万円以上で納期もひと月以上はかかると思われます。
ですが、この方法ですと1本2万円~ しかもご予約いただければ即日完了です。
最後の御依頼事項 エンジンオイル交換です。
当社のおすすめは Mobil 0W40 です。
少々お高いですが、純正に比べればリーズナブル。
もちろんとっても高パフォーマンス。
なんてったってエンジンはこれですから↓↓
直列6気筒3000㏄ダイレクトインジェクションツインスクロールツインターボ!
しかもこちらのお車コンピューターにてブーストを上げてあるとのお話。
足回りも凄くて、kwのVer3!
フロントブレーキがSTOPTECH社の4Potキャリパー
下回りの前後にはYAMAHAのパフォーマンスダンパーまで
そして、なんといっても1番すごいのは、そのボディーワーク!
ボンネット
前後フェンダー
テールゲート
どっから見てもめっちゃカッコいいです。
まるでZ4GT3のようです。
もちろん車内も凄いです。
また何かお困りごとが御座いましたら、是非お知らせください。