2015年2月
NISSAN INFINITY Q45 オイル漏れ修理
最近めっきり見かけなくなったインフィニティQ45をお預かりいたしました。
エンジンはバブル絶頂期のV型8気筒4500ccです。
今回は、エンジンのオイル漏れの修理のご依頼で、漏れているのはエンジンの左側バンクのヘッドカバーからのようです。
ヘッドカバーを外すにはエンジンのサージタンクが邪魔になります。無事に取り外すにはいくつかの難関があります。
EGRのパイプはかなり錆ていましたが、何とか無事に外れてくれました。
この手のゴムホース類もすっかり固くなってしまい、無理に力をかけるとすぐに割れてしまいますので慎重に・・・
何とか無事にサージタンクが外れました。
さすがに8気筒エンジンのサージタンクは重いです!腰にきます!
不思議な並び方をしたインテークマニホールドです。 スペースの問題なのでしょうか?
しかし、シリンダーヘッドの中はかなりきれいな状態でした。きちんとメンテナンスしていた事が伺えます。
こちら側もホントきれいです。
後は腰痛と戦いながら戻していけば
完成です。
この車がデビューした頃に、ちょうど初代セルシオがデビューしたので、販売の面では失敗したかもしれませんが、
今後、4500ccのパーソナルカーは、もう日産から出ないかもしれませんので、貴重な車です。
こうやって長い間大事にされている車を見ると、お手伝いをしたくなります。
ポルシェ957カイエン GTS
異音はどうやらベルトの音のようです。
しかし、ベルト自体は新しい様子なので、プーリーの点検を行います。
早速ベルトを外して手で回してみるとアイドルプーリーは問題が無さそうなので、
続きましてテンショナーを点検すると、ダンパーからオイルが滲んでテンションがかからない状態でした。
部品入荷後取り付けまして無事作業完了。
ご一緒にエンジンオイルの交換をご用命をいただきました。ポルシェといえば定番のMobilの5W50をセレクト。
滑らかなフィールと高速走行時のエンジン保護に効果を発揮します。
この車、ただのSUVなどと思ってはいけません。
こちらのカイエンGTS 4,800ccのV8エンジンで最高出力405ps!
マフラーからの排気音も本格的スポーツカーのそれ!
しかも6速マニュアルなのです!