2015年3月
アウディA4 エンジンオイル漏れ修理
車検でお預かりしたA4が、オイル漏れしていましたので修理しました。
漏れている場所をたどっていくと・・・
オートマのクーラーホースがひどい事に・・・
更に、もう1個所はエンジンの上側より流れてきている模様。
どうやらヘッドカバーパッキンのようです。
漏れたオイルがマフラーの遮熱板に垂れているので、高温時には煙が出てました。
まずはバルブカバーを外します。
外れたカバーは、洗浄します。
ヘッド側もキレイに洗浄したら慎重に取り付けます。
クーラーホースも交換終了。
オイルまみれだったフロントデフケースもキレイに洗浄。
エンジン始動後、漏れの点検を行い作業終了。
右のリヤショックも漏れていましたので交換。
無事完了です。
次回の車検も是非お待ちしております。
VW ポロ ロアーアームブッシュ交換
VW ポロ 走行中に異音が出るとの事で点検いたしました。
お調べいたしますと、ロアーアームのブッシュがバックリと切れています。
実はこのあたりの年式のVW車では定番のトラブル。左右ともロアーアームをブラケットごと外してブッシュのみ交換いたします。
ブラケットが外れましたら、プレスにかけてゆっくりブッシュを抜き出します。
ブラケットはアルミですので、ゆっくり慎重に行います。
ブッシュが抜けましたら、せっかくですのでキレイに洗浄します。
アルミの部品はキレイになりますからやりがいがあります。
キレイになりましたら、新しいブッシュをブラケットに入れていきます。
ここも力任せでは無く。あくまで慎重に入れていきます。
完成しました。
これで異音やハンドルのふらつきも解消です。
2000年代前半のVWやBMWのE46等こういった構造のお車は例外なく交換になりますので、
ブレーキング時のフロントからの異音や、ハンドルのふらつき等がある場合は、是非早めに点検をお勧めいたします。
お待ちしております。
プジョー206&307
プジョー206エンジン不調でお預かりいたしました。症状といたしましては、アイドリング時の振動と加速不良です。
現象を確認しますと、点火系の不具合により1気筒が正常に作動をしていないような状態です。
こちらのエンジンのイグニッションコイルは、ダイレクトコイルなのに4気筒分がひとつにまとまっているという不思議な構造!
どのシリンダーなのか調べる必要がありません(笑)
早速、部品を手配して作業完了です。
引き続きまして、こちらは同じくプジョーの307。
助手席のマットが水びたしとの事。
調べますとヒーターコアのパイプからクーラントが漏れています!
車内の水漏れの修理の時、最悪の場合ダッシュ周りを全て外さないと出来ない場合が多々ありますが、
こちらの307の場合、ヒーターコアが意外と簡単に外れそうです。
外れました。全ての車がこういう構造だととても助かります。
今回はこちらのパッキンとパイプを取り替えます。
濡れていたところは、きれいにして取り付けます。
終了したところで並べてみました。
またのご利用お待ちしております。