修理ブログ
ベントレーコンチネンタルGT MANSORY
ベントレーコンチネンタルGTをお預かりいたしました。
各種警告灯が点灯するとの事です。
診断すると、色々なところにエラーコードが入力されています。
診断機がない、とここまでの事はわからないので助かります。
それにしても…
これだけ色々なエラーが出ると…
さすがに困ります。
一度すべてをリセットしたところ…
2つだけになりました。(笑
それにしてもこちらのお車、高級感がハンパありません!
6.0L W12気筒 ツインターボ 630PS!だそうです!
そして動力伝達は4WDです。
アンダーフロアはさすがのフルカバー
色々と驚かされます(笑)
マンソリーってところが
また、いいですね。
凄い車です!
W212 350Dブルーテック オルタネーター交換
エンジンルームから異音が出た後、パワステが効かなくなり動かなくなってしまったとの事で、
レッカーにてお引き取り。
状況から考えますとベルトが切れている状態が考えられます。
しかしエンジンカバーを外すと何やら錆びた鉄粉が…
リフトアップしてよく見てみると、ベルトが外れているのはもちろんオルタネーターのプーリーが無くなってます。
このような状態です 最近のオルタネーターのプーリーはワンウェイクラッチがついているので、
壊れやすいのかもしれません
オルタネーターを外すためにもろもろの部品を取り外しました。まさに知恵の輪状態です。
オルタネーターはこのような状況でした。
縦置きV6エンジンはオルタネーターが、だいたい外しづらい所に付いているので大変です。
なんとか取り付けました。
ちなみにお車はW212の350ブルーテックでした。
メルセデスベンツ GLEクーペ オレンジアートエディション
メルセデスベンツGLEクーペの特別仕様車オレンジアートエディションです。
フロントバンパーのルーバーと
21インチのAMGツインスポークのリム部分のラインやシート、フロアマットの一部をオレンジに変えて
ある限定車です。
今回、コーティングと御一緒にそのオレンジ部分をブラックへ変更してほしいとのご依頼を受けました。
さすがベンツです。ホイールのリム部分はわざわざ塗装が施してあります。
ラッピングなどの方法も考えましたが、安くキレイに仕上げるにはやはり塗装をした方がいいようです。
それにしてもこちらの車、本当に大きいです。車両の幅が2ⅿ以上とか
ヘッドライトも今どきのLEDタイプ。かなりの高額部品なんでしょうね
外したホイールをマスキングと脱脂を行います。
このギリギリのところまで貼ったマスキング。なかなか大変です。
外側はテープの特性上一度では貼れないので細かく貼っていきます。
無事マスキングが終了致しました。
塗装ブースに入れて塗装の準備です。
ルーバーも取り外して準備完了。
塗装部分をなるべく薄くしたいので数回に分けてじっくり色を吹いていきます。
まずはこれくらいで、
だいたいこんな感じでしょうか。
段差を少なくしたいのでクリアーも控えめにします。
マスキングをはがすとこんな感じに仕上がりました。
完成いたしました。
ホイールも真っ黒。
バンパーも真っ黒
GLEクーペブラックアートエディション?です。
この大きさで真っ黒は、迫力があります。
ぜひ、末永く乗ってあげて下さい。
ジャガーXJ-6 エアサス交換
ジャガーXJ6のオーナー様より、走行中にエアサスの警告灯がつく!とのお話をいただきました。
確かに走行開始後10分後位になると、警告灯が点灯します。
そして、駐車していると、翌朝には左後ろの車高が下がっているので、エア漏れがありそうです。
シリンダーのジャバラブーツはパックリと切れています。
お客様と御相談の上、今回は左リヤのシリンダーを交換させていただきました。
部品は割とすぐに入荷しました。
アッパーマウントはトランクルームからアクセス。フロアーカーペットをめくるとすぐにあります。
一部取外しの必要なロッドがありますが、割と楽に取外しができます。
取り付けも無事に完了しました。
お取り付け後、アイドリングで数分間待ちますと・・・
グイーーンと上昇しました。
割れていたシリンダーの内部には、やはりオイル漏れがありました。
ジャガーに限らず外車も国産車も、エアサスのエア漏れは避けては通れない道ですね。
ただ、車種によっては純正部品以外にも対応可能な、安価な物も出ていますので、エアサスでお困りの方は
是非ご相談をお待ちしております。
ベンツ エアサス交換
今回はベンツのリヤのエアサス交換です。
右後ろのエアサス不良で車高が低くなっています。
こちらが左側です。
比べるとわかりやすいですね。
そのまま修理依頼ですので早速作業に取りかかります。
下から見るとこんな感じです。
アームを外せば取れそうです。
画像の印の位置のボルトを外します。
国産車と比べると特殊な形のボルトも使っていたのでそういった工具が無いと難しいようです。
これでアームが外れました。
エアサスの上はツメでがちっとはまっているだけなので引っ張って外します。
外した物と、新品です。
代替品でしょうか、少し形が変わっています。
それでは組み付けていきます。
エアサスの上のツメ部分を交換してはめ込み、アームを取り付けます。
このときアームは完全に外した状態でないとナックル側を付けるのがかなり厳しいです。
ボルト、ナットを付けます。
締め付け確認をしてタイヤを付けた後は作動確認です。
ポンプが作動しエアーが溜まると、正常になりました。
作業完了です。
エアサスが故障すると車高がかなり下がってしまい、走行も厳しい状態になることもありますので
お乗りのお車がエアサス装備の方はお気を付けください。
また同じような症状でお困りの方は是非一度ハルミ自動車にご相談ください。
スズキ スイフト インダクションBOX取り付け
スイフトスポーツにエアークリーナーのお取り付けのご依頼をお受けいたしました。
ボンネットとフロントグリルはすでMonstarsports製に交換されてます。
金額等々ご相談して今回お取り付けさせていただいたのは、やはりMonstarsports製のインダクションBOX
このインダクションBOXの取り付けですが、ただのエアークリーナーの交換とは違い、まずはフロントバンパー
の取り外しが必要になります。
そして、バンパーの内側にある導風板を外し、エアーを取り入れるダクトを型紙にあわせて切り出して加工します。
こんな感じでしょうか。
続いて純正のエアクリーナーケースを外します。
純正部品の取り外しは意外と簡単です。
いよいよインダクションBOXをとり付けます。取り付けの前にカバーの裏側に耐熱シートを貼り付けました。
貼り付け終了後、バルブカバーの上部にインダクションBOXのベースになる部分を取り付けます。
ベース部分の取り付けが終わりました。
スロットルボディの部分にホースを取り付け、BOX内にパワーフィルターを取り付けます。
とってもレーシーですね。
最後にカバー部分をクイックファスナーで固定して取り付け完了です。
それにしても、とても美しい綾織のカーボン柄です。これだけでエンジンルームの印象はガラッと変わります。
そして先日お取り付けさせていただいた、同じMonstarsports製のチタン製のリヤピースと共に
相まって奏でるサウンドはとても心地いいです。特に今回取り付けたインダクションBOXの吸気音は
ドライバーを刺激します。
次回はいよいよ18インチホイールのインストールですね(笑)
VWゴルフ シフトワイヤー交換
エンジンがかからない。ということでレッカーにて入庫されました。
スターターモーターがまったく回りません。リレーの音もしないのでバッテリーやスターターモーターではなさそうなので、
試しにシフトを動かしてみてもスターターモーターは動きません。ですが、メーター内のインジケータも動かないのが判明
ボンネットを開けてみると、シフトワイヤーが外れてギアーがSレンジから動いていないのでスターターが回っていません
ワイヤーを外して、レバーを手で動かして、無事エンジンがかかったところで更なるトラブルが判明。
バキュームホースがさけて、シューシューと音が聞こえます。
ブレーキマスターにもつながっているホースなので外れてしまうととても危険です。
あらゆるところがさけているので、すべての交換をご提案しました。
こちらのホースと
こちらの2本を交換しました。
続いてシフトワイヤーの交換です。レバー側を分解して、
すき間からワイヤーがきてるか覗きましたが、どうやら室内にはきていないようです。
リフトアップしてみると、どうやらマフラーと遮熱板を外さないと交換はできないみたいです。
遮熱板がかなり大きいのでフロントのメンバーも外します。
外しました。
やっとワイヤーに到達しました。
と思ったら、まだ外れません(笑)
カバーを外して中を見ましたが、ユニットを外さないと構造が見えないのでワイヤーが外せません。
今度は車内からコンソールの取り外しを行います。これもなかなか大変です。
何とかコンソールを外しました。
やっとシフトレバーが、外れてくれました。
ワイヤーの取り付け部分を発見!
なかなかスゴイことになってます。
ミッション側のクランプ部分が破損してます。
シフトレバーはこんな構造になってました。
ワイヤーの交換とシフトレバーの組み付けも終わり、車両側に取り付けます。
せっかくマフラーも外したので、キレイにしてから取り付けます。
遮熱板も同じようにキレイにします。
そして、トランスミッションのシフトレバーに取り付けます。ちょうどバッテリーの下にあるので、
バッテリー液に触れて、もろくなって割れたのかもしれませんね
車内も戻して無事に完了致しました。
そろそろ年数が経ってきたゴルフⅤ
色々とトラブルもあるかもしれませんが、車体はシッカリしてますしまだまだ十分に使えます。
ぜひ末永くご利用下さい。