ホーム>作業ブログ>2016年12月

2016年12月

GRS180系クラウン ヘッドライトレンズ交換

20161227191123.jpg

180系のクラウンにお乗りのお客様の悩みが、ヘッドライトレンズのくすみ。

2016122719138.jpg

新車からそのままお使いですと、ほぼこの様に曇ります。しかしユニットの交換はかなりの高額になります。

しかし、このクラウンはレンズの単品供給がされています。

20161227192240.jpg

交換の際にはユニットの脱着が必要です。まずはフロントバンパーを外します。

20161230183338.jpg

バンパーが外れれば、ユニットは簡単に外れます。

20161230183433.jpg

さて、ここからは未体験の領域です。

20161230183457.jpg

雑誌などを見ると、段ボール箱に入れてドライヤーを突っ込み、ひたすら温める様な写真を見たことがあります。

20161230184334.jpg

が、ここは慎重にドライヤーで温めます。

20161230184629.jpg

1箇所を集中的に温めると、プラスチック部分が溶けたりしてしまうので、慎重に行います。

20161230185039.jpg

十分に温めたら、ツメを折らないようにレンズを外していきます。が、あくまで無理はしません。

20161230185326.jpg

無事に外れました。

20161230185415.jpg

こちらが、ユニット側です。

20161230185519.jpg

そして、これがユニットとレンズの間に入るパッキンです。

20161230185915.jpg

古いパッキンをはがした後、新しいパッキンをはめていきます。

2016123019220.jpg

そして、新しいレンズを取り付けます。

2016123019347.jpg

新品のレンズって、こんなにキレイだったんですね‼

2016123019455.jpg

左右とも交換終わりました。

2016123019732.jpg

レンズがキレイになると見栄えが良くなるのはもちろんですが、

2016123019617.jpg

ヘッドライトも明るくなりますので、夜間走行も快適になりますので、お悩みの方は是非ご相談ください。

 

 

 

 

ST203 セリカ オイル漏れ修理

2016121319568.jpg

ちょっと古いトヨタのS型エンジン、車検でお預かりいたしましたが、かなりのオイル漏れです。

2016121320315.jpg

エンジンの後ろ側がかなりの重症みたいです

201612132057.jpg

一度エンジンルームを高圧洗浄後にエンジンをかけると、ご覧の様にかなりの漏れが見られます。

20161215193339.jpg

エンジンのシリンダーヘッド側の不具合に間違えは無いので、まずはタイミングベルトを取り外します。

20161215193535.jpg

ベルトのカバーの中もかなりひどい状況です。

20161215193640.jpg

カムシャフトのオイルシールは完全に漏れていますが、

20161215193921.jpg

バルブカバーガスケットも、やはり漏れています。

20161215194438.jpg

あと、ディストリビューターも漏れてます。

20161215194543.jpg

定番のOリングです。

20161215194642.jpg

クランクシャフトのオイルシールと、オイルポンプのシールも交換して、徹底的に洗浄します。

20161215194958.JPG

もちろん、カムシールも交換します。

2016121519519.JPG

気になるウォーターポンプも交換致します。

2016121519522.JPG

さすがに年季が入っています。

20161215195424.JPG

全てのパーツをキレイにしたら、取り付けていきます。

20161215195619.jpg

ただの自己満足かもしれませんが、キレイだと嬉しいですよね。

20161215201422.JPG

組み付けていきます。

20161215201514.JPG

以上でエンジンオイル漏れ修理は完了ですが、

20161215202514.JPG

こちらのお車、フロントハブにガタつきがありましたので、ベアリングの交換も同時に行いました。

20161226183635.JPG

この辺りまでの分解は、割と容易いのですが・・・

20161226183837.JPG

ベアリングからハブプレートを外すのは、専用のSSTやプレス台などが必要になってきます。

20161226184058.JPG

今回は無事外れてくれました。

20161226184151.JPG

後はプレス台を使用してベアリングを圧入します。

2016122618439.JPG

こちらも無事完了。

2016122618444.JPG

トヨタのS型エンジンは、元々丈夫なエンジンなので、こまめにメンテナンスをすれば、まだまだ十分使えます。

20161226184642.JPG

今後も是非、末永く大事に乗ってあげて下さい。

 

 

 

 

 

BMW E87左リヤ足廻り異音

2016121174919.JPG   

 

今回左後ろからコトコト音がするということで入庫しました。

リフトアップをしてみると、リヤショックの下側を止めているマウントが切れていました。

修理依頼を頂きましたので部品を注文。 

 

201612117590.JPG

 

ここです。

古い方の写真を撮り忘れてしまい、これは新品を付けた写真です。

難しい作業ではないですね。

 

201612118211.JPG

 

ショックの下のナットを外しました。

後は左右に付いている2本ボルトを外せば取れるようです。

 

201612118459.JPG

 

外れました。

 

201612118544.JPG

 

これが外したもマウントです。

こんな事があるんですね!ちょっとビックリです。

 

201612118644.JPG

 

新品と比べるとこんな感じです。

では新品を取り付けます。

 

201612118930.JPG

 

後は下のナットを締めれば完了です。

 

2016121181214.JPG

 

終わりです。

 

2016121181341.JPG

 

ひとまずの試運転では音は消えました。

後はしばらく乗って頂いて音がすれば来店されるとの事でしたが、その後連絡もないので

どうやら音は消えたようです。

異音の特定はなかなか難しいですが今回もしっかり直ったようで良かったです。

ありがとうございました!

 

 

ページ上部へ