作業ブログ
ダイハツ ミラターボ TR-XX
エンジンがかからない状態で、レッカーにてご来店頂きました。 久しぶりに見ました。ミラターボ!
オルタネーターの充電不良によるバッテリー上がりのようです。
オルタネーターはリビルト品を手配。
早速オルタネーターを取り外しにかかります。
割と楽に外れたんですが、問題が一つ。
B端子のナットを外すのに内側のナットも一緒に回ってしまうため外れません。
仕方が無いので、安いスパナを購入してグラインダーで削りました。
結局、この加工が1番時間がかかりました。(笑)
外してみるとこの隙間。 普通のスパナはまず入りませんね。
なんかいい感じに充実しました。
後はリビルト品を取り付け。
お車の引き渡しの際に、お車の維持のご苦労をお伺いいたしました。
とても25年前のお車とは思えない程度の良さです。
試運転をさせて頂きましたが、今どきの車とは違って、とても刺激的でした。まさに「男の乗り物」みたいな感じです。
R170 SLK ナビ取り付け
今回はベンツ SLK R170のナビ取り付け作業です。
一気に外しました。パネルの劣化がひどくかなり慎重な作業でした。
内装のパネルもボロボロなのでコンソールボックスも外して塗装することになりました。
塗りなおしたものです。キレイになりました。
付けるとこんな感じです。
ではナビ付けに戻ります。
ナビモニターを固定するステーを取り付けます。
専用のものが必要になり用意しました。
両脇のツメを起こして固定します。
モニターが付いたので、ナビ本体を取り付けます。
設置場所に悩みましたがトランクルームにしました。
バックモニターはこの位置に取り付けました。
後はアンプに抵抗を割り込ませます。
助手席足元の奥に隠れていました。
電源ONです。ばっちり動いてくれました。
ナビ付けは終了ですが、このSLKバリオルーフが動かないとのお話も受けていました。
まずオイル漏れがないか油量を確認してみました。
かなり減っています。
油圧シリンダーを確認してみると・・・オイルの滴ができています。
ここのシリンダー左右とルーフロック部分のシリンダーの3ヶ所から漏れていました。
外してみるとかなりオイルで汚れています。
掃除して新しいシリンダーを取り付けました。
ルーフ部分のシリンダーも同様に交換しました。
ここから漏れると天井の内張りがシワシワになるので厄介です。
オイルを補充して作動確認です。
こちらもばっちりです。
さらにスマートトップの取り付け依頼です。
こちらはルーフのワンタッチ開閉と走行中の開閉が可能になります。
スマートトップ本体の線をヒューズボックス内の配線に繋げば完了です。
作業終了と思いきや車の下にオイルが・・・
確認するとATオイルパンとEGSカプラーからでした。
作業の了承が得られたので早速はずしました。
外して掃除したオイルパンです。
これがEGSカプラーです。
取り付けてオイルを入れれば今度こそ終了です。
しばらく預かってしまいましたが無事納車できました。
これから気持ちのいいオープンカーライフをお楽しみください。
アコードワゴン CH9
CH9のアコードワゴンのカスタムのご依頼をお受けいたしました。
まずはバックカメラの配線を通していきます。
サブウーファーも、元のお車から外してお取り付け。
リヤシートの可動の際に、邪魔にならないように配線を通します。
実はここからが大変でした。
バックカメラがなかなか映らないのと、
助手席のグローブボックスを外した奥に、何やら外れている部品が‼
あれはまさしくエアコンの内外気の切り替えの部品です。
う~ん。折れてる感じです。
こうなると、エアコンのユニットを全部取り外すしか、道は無さそうです。
お客様の承諾を得られましたので、いざ全バラです。
これくらいの年式のホンダ車はなかなか手ごわいんです‼
ビスがわざわざ裏側から止まっていたり、
もう恐ろしいほどの配線の数。
配線の取り回しを間違えると、カプラー同士が届かないことも多々ありますので、写真を大量に保存しておきます。
見えてきました。
外してみると、なんと一部が割れています。
外部からの衝撃なのか、それともサーボモーターが無理な力をかけたのか、
いずれにしても、再使用は不可なので部品を調達。
せっかく外したので、ダッシュの上の追加メーターの配線も、中に通してしまいます。
後は忘れる前に急いで元に戻します‼
ナビ周りはウーファーとバックカメラの配線も繋げます。
メーターの配線もダッシュの中なのでスッキリ。
何とか完了した所で、お客様より、新たな持ち込み部品が到着。
レカロシートと、
MOMOステです。
苦労したナビのバックカメラも無事完了。
これには正直かなり参りました。ホンダの友人にかなりお世話になりました。
ようやく完了。大変お待たせいたしました。
こんなにキレイなCH9は、なかなか無いでしょう?
ポルシェ957カイエンS車検整備
カイエンS車検整備でお預かりいたしました。
車検整備と同時に車高調の再セッティングのご依頼がありました。
BCracingというメーカーの車高調が組んであります。
2~3か月前に1度ご依頼いただいた際は「かなり突き上げがある。」ということでしたので、
減衰力を最も弱い状態にしてお渡ししたところ、
「突き上げは無くなったが、段差を越えた後の揺れが収まらない。」
との事でしたので、最初の状態との中間にして一度ご納車。
今回はフロント側はそのままで、リヤだけをもう少し固めにとの事でしたので再度調整。
ただ調整ダイヤルはショックの上部にあるので、取り外す必要があります。
今回はダイヤルを2個ほど固めにセッティングしました。
前後のブレーキキャリパーは前回お預かりした際にレッドで塗装してあります。
なので、タイヤを取り付ける前にきれいに清掃します。
使用後のインプレッションお待ちしています。
FIAT ムルティプラ オイル漏れ修理
「止めておくとオイルが下にたれてくる。」とのお話。
お預かりしてリフトアップをしてみると、ドライブシャフトのインナーブーツからミッションオイルが漏れてきています。
通常の車はドライブシャフトの中からミッションオイルが漏れてくることはまず無いのですが、FIATの車はブーツはミッションに
固定されていて、ブーツは回らずシャフトのみがブーツの中で回る構造になっています。
ブーツを外すとこんな感じです。
外した側のシャフトです。
シャフトからブーツを外すのに、念のためプレスを使用しました。
外れました。インナーブーツを内側から見た構図です。
奥にベアリングの様なものが見えます。
この部分からオイルが漏れていたみたいです。
入れる際もプレスを使用。
オイルは純正品を用意しました。
追加で、左の後ろのタイヤが走行中に時々こすれているとのお話。
拝見すると、かなりネガキャンがついた感じになっています。
フェンダーの内側にも跡が付いています。
リフトアップするとロアーアームのブッシュのところが、こすれて錆びてきてます。
とりあえず分解するとブッシュがガタガタでした。
ただ、部品の納期が約1ヵ月!
とりあえず一度元に戻してご返却しました。
部品が届いたので再度入庫していただき分解すると、ベアリングは粉々‼ ブッシュはビリビリでした。
ブッシュの部品の単品供給はないみたいで、ロアーアームのASSY交換になりました。
お取り付けして完了です。
なかなか貴重な経験をさせて頂きました。
またのご利用お待ちしております。
AUDI A4 エアコン修理
エアコンの風は出るが、冷えないというお問い合わせを頂きました。
こんな時はまずCPU診断です。
エアコンの項目に故障のメッセ―ジがあります。
さらに深く探っていくと、A/Cプレッシャーセンサー/温度センサーの故障コードが入っています。
プレッシャーセンサーはエアコンのコンデンサーの前側についています。
こちらを交換して作業完了。思いのほか低料金で済みました。
最近のエアコンのコンプレッサーはクラッチでON、OFFするのではなくコンプレッサー内のバルブを開閉することで
温度を変えているみたいなので、ゲージマニホールドやクラッチの見た目だけでは判断が難しくなってきています。
もう診断機がないと修理は難しくなってきましたね。
1JZ-GTE エンジンオイル漏れ修理
JZX100のチェイサーの車検をお預かりいたしました。
リフトアップをしてみるとかなりのオイル漏れがあります。
エンジンフロント側のタイミングベルトカバーより出てきています。
とりあえずカム側のカバーを外してみると、かなり汚れています。
考えられるのはカムのオイルシールや、ガスケット類。
とりあえず、お預かりして分解開始。
特に、エキゾースト側はかなりの汚れがあります。
ベルトテンショナーの裏側もべっとりです。
カムシールがかなり怪しいので、カムギアを外してバックプレートも外します。
やはり、カムシールでした。
ゴムの弾力が無く、硬くなっています。
両側のカムシールとクランクシャフトも交換をします。
大人の事情により、VVTも新品に交換をしました。
ベルトテンショナーもかなり汚れているので、きれいにしてから取り付けます。
作業完了しました。
JZ系のエンジンが、トヨタ最後の直列6気筒エンジンになってしまうんでしょうか。
直列6気筒ならではのエンジンフィールは捨てがたいものがあるので、また復活して欲しいですね。
ぜひ大事に乗ってあげて下さい。
トヨタ 新型シエンタ ナビ取り付け
新車で販売させていただいたシエンタにナビをお取り付けさせていただきました。
最近のトヨタ車ってデザインがかなりいいですよね。
まずは、パネルを取り外し。 新車のパネルはキツイので慎重に外します。
外れました。
グローブボックスもデザインが凝っています。
ナビ本体にステーを取り付け、
アンテナを貼り付け、
そして本体をインストール。
ナビ取り付け後はコーテングを施工して、納車準備完了です。
新しいシエンタはこの色が似合いますね。
ヘッドライトはLEDパッケージ
点灯すると、こんな感じ。
これが、
こうなって、
後は、
こうなります。
この度はS様お買い上げありがとうございます。
ぜひ、素敵なカーライフをお送りください。