作業ブログ
スズキ スイフト インダクションBOX取り付け
スイフトスポーツにエアークリーナーのお取り付けのご依頼をお受けいたしました。
ボンネットとフロントグリルはすでMonstarsports製に交換されてます。
金額等々ご相談して今回お取り付けさせていただいたのは、やはりMonstarsports製のインダクションBOX
このインダクションBOXの取り付けですが、ただのエアークリーナーの交換とは違い、まずはフロントバンパー
の取り外しが必要になります。
そして、バンパーの内側にある導風板を外し、エアーを取り入れるダクトを型紙にあわせて切り出して加工します。
こんな感じでしょうか。
続いて純正のエアクリーナーケースを外します。
純正部品の取り外しは意外と簡単です。
いよいよインダクションBOXをとり付けます。取り付けの前にカバーの裏側に耐熱シートを貼り付けました。
貼り付け終了後、バルブカバーの上部にインダクションBOXのベースになる部分を取り付けます。
ベース部分の取り付けが終わりました。
スロットルボディの部分にホースを取り付け、BOX内にパワーフィルターを取り付けます。
とってもレーシーですね。
最後にカバー部分をクイックファスナーで固定して取り付け完了です。
それにしても、とても美しい綾織のカーボン柄です。これだけでエンジンルームの印象はガラッと変わります。
そして先日お取り付けさせていただいた、同じMonstarsports製のチタン製のリヤピースと共に
相まって奏でるサウンドはとても心地いいです。特に今回取り付けたインダクションBOXの吸気音は
ドライバーを刺激します。
次回はいよいよ18インチホイールのインストールですね(笑)
VWゴルフ シフトワイヤー交換
エンジンがかからない。ということでレッカーにて入庫されました。
スターターモーターがまったく回りません。リレーの音もしないのでバッテリーやスターターモーターではなさそうなので、
試しにシフトを動かしてみてもスターターモーターは動きません。ですが、メーター内のインジケータも動かないのが判明
ボンネットを開けてみると、シフトワイヤーが外れてギアーがSレンジから動いていないのでスターターが回っていません
ワイヤーを外して、レバーを手で動かして、無事エンジンがかかったところで更なるトラブルが判明。
バキュームホースがさけて、シューシューと音が聞こえます。
ブレーキマスターにもつながっているホースなので外れてしまうととても危険です。
あらゆるところがさけているので、すべての交換をご提案しました。
こちらのホースと
こちらの2本を交換しました。
続いてシフトワイヤーの交換です。レバー側を分解して、
すき間からワイヤーがきてるか覗きましたが、どうやら室内にはきていないようです。
リフトアップしてみると、どうやらマフラーと遮熱板を外さないと交換はできないみたいです。
遮熱板がかなり大きいのでフロントのメンバーも外します。
外しました。
やっとワイヤーに到達しました。
と思ったら、まだ外れません(笑)
カバーを外して中を見ましたが、ユニットを外さないと構造が見えないのでワイヤーが外せません。
今度は車内からコンソールの取り外しを行います。これもなかなか大変です。
何とかコンソールを外しました。
やっとシフトレバーが、外れてくれました。
ワイヤーの取り付け部分を発見!
なかなかスゴイことになってます。
ミッション側のクランプ部分が破損してます。
シフトレバーはこんな構造になってました。
ワイヤーの交換とシフトレバーの組み付けも終わり、車両側に取り付けます。
せっかくマフラーも外したので、キレイにしてから取り付けます。
遮熱板も同じようにキレイにします。
そして、トランスミッションのシフトレバーに取り付けます。ちょうどバッテリーの下にあるので、
バッテリー液に触れて、もろくなって割れたのかもしれませんね
車内も戻して無事に完了致しました。
そろそろ年数が経ってきたゴルフⅤ
色々とトラブルもあるかもしれませんが、車体はシッカリしてますしまだまだ十分に使えます。
ぜひ末永くご利用下さい。
BMW E46 エンジンオイル漏れ修理
E46 330Cⅰエンジンオイル漏れの修理でご来店です。
リフトアップをしてみるとエアコンのコンプレッサーには漏れたエンジンオイルが付いています。
エンジンの上部から流れて来ているようです。
エンジンのカムカバーパッキンあたりにかなりの漏れがみられます。
カムポジションセンサーは漏れていないようなので、
バルブカバーの交換と、
M50系のエンジンの定番オイルフィルターケースのガスケット交換をご案内しました。
順調に進んでいたのですが・・・
フィルターケースの後ろ側に大量のエンジンオイル漏れがみられました。
ケースを外してのぞき込むとインテークマニホールドの下がべっとりです。
犯人はこちらのオイルプレッシャーバルブです。
ということで、お客様にご相談後、インテークマニホールドを外して交換しました。
この交換作業が一番大変でした
新品部品との比較です。
フィルターケースも取り付け前にキレイにしてから取り付けます。
徐々に戻ってきました。
作業完了です! やっぱりきれいなエンジンルームは気持ちがいいです。
自己満足ですが(笑)
せっかく2台揃ったので記念に並べました。
さすがに15年以上経過しているので、
古くはなってきていますが、バランスのいいプロポーションはさすがクーペです
エンジンや足廻りも非常に調子も良く
まだまだ乗って頂きたいです。
アウディRS7 ブレーキキャリパ塗装
ブレーキキャリパの色替えのご依頼です。
純正でもかっこいい
ん、ロゴが入っている!どうしましょ?
ダイナミックパッケージのカーボンディスクを装着されてます。
とてもよく効きそうです。
リヤのローターも同じくカーボン製
このローターだけでも相当な金額です!
今回は脱着せずに、塗装準備。
きれいにクリーニング脱脂
丁寧にマスキング (脱着分解の作業も応相談です。)
丁寧にマスキングを施すので半日がかりです。
密着剤、下色、レッドでペイントです。(赤系は色の染まりがわるいのです。)
細かいところも丁寧に
特注で作成したロゴを貼り付け
トップコートのクリアをペイント
リアキャリパのロゴ部分は元をいかしてマスキング
完成です。
お客様にも大変喜んでいただきました。
21インチから覗く赤いキャリパーがとてもイケてます。
もちろん定番のレッド以外も可能なので、お問い合わせお待ちしております。
アウディRS7 キャリパー塗装
耐熱塗料で塗装です。
いい感じに仕上がりました^^
Z33ロードスター
お客様が地方の中古車販売店で、Z33のロードスターをご購入されたので、中古新規車検のご依頼を受けました。
車検と同時に、破れてしまっている幌部分の交換もご依頼いただきました。
幌式のオープンカーは、どうしても経年劣化で切れてしまいます。
室内も壊れています。さらにワイヤーの動きがおかしいみたいで幌が開閉しません。
ボディの方も無数の洗車ブラシ傷が入っていて艶がありません。
塗装が黒なので、傷がどうしても目立ってしまいます。
お客様のご依頼は車検整備と幌の交換。ボディーコーテイングです。
車検整備の方は特に問題なく終了。
幌部分の交換は、この度、初めてお付き合いをさせて頂いた業者様に御依頼。
お客様からのオーダー頂いたカラーは在庫切れの為、近いレッドブラウンに変更。
この度、業者様と色々お話をさせて頂いて、とても勉強になりました。
幌の開閉作動の方も各部の調整で無事完了との事でした。
最後にボディコーティング。
ボディに光沢が甦りました。
少し試運転させていただきましたが、
最高でした!
ロードスターはこのアングルが映えます。
お仕事が忙しくてあまり乗れないかもしれないとのお話でしたが、
乗った時は、とてもドライブが楽しめると思います。
この度は、どうもありがとうございました。
BMW E90 左リヤ板金塗装
リアフェンダとリアバンパを駐車場のポールにぶつけてしまったBMW E90の修理作業を紹介します。
お客様は車両保険ご加入ですが
見積りさせていただき自費修理でご依頼いただきました。
リアフェンダーは鈑金修理でいけそうです。
リアバンパは損傷変形がきついので修理はきびしそうです。
作業はリアフェンダ鈑金リアバンパ交換できまりました。
鈑金作業するために隣接部品、付属品、内装トリム類など分解します。
鈑金成型後のパテつけ乾燥です。
パテを削って形を整えます。
バンパとの取り付け部やアール部分を確認しながら作業を進めます。
鈑金終了後塗装の工程に入ります。
パテの研磨部にサフェーサーを塗り
塗装する範囲を足付けします。
※車両がブルーなので青色のジャンパーを着ての作業です(笑)
よーく乾かして、細かい隙間はエアブローして水気を取ります
塗装ブースに移動してマスキング完了です。
いよいよ塗装です。
塗りあがりました。つやつやです。
※おまけのフロントバンパ下のガリキズ塗装修理
交換バンパの塗装も (外車の新品バンパは塗装されていないものが多いです。)
塗装の後は交換部品、分解した部品を取り付けし完成です。
今回はボデーコートの施工依頼も追加でいただきました。
完成!
およそ25万円位の費用で、1週間位の作業日数でした。
GRS180系クラウン ヘッドライトレンズ交換
180系のクラウンにお乗りのお客様の悩みが、ヘッドライトレンズのくすみ。
新車からそのままお使いですと、ほぼこの様に曇ります。しかしユニットの交換はかなりの高額になります。
しかし、このクラウンはレンズの単品供給がされています。
交換の際にはユニットの脱着が必要です。まずはフロントバンパーを外します。
バンパーが外れれば、ユニットは簡単に外れます。
さて、ここからは未体験の領域です。
雑誌などを見ると、段ボール箱に入れてドライヤーを突っ込み、ひたすら温める様な写真を見たことがあります。
が、ここは慎重にドライヤーで温めます。
1箇所を集中的に温めると、プラスチック部分が溶けたりしてしまうので、慎重に行います。
十分に温めたら、ツメを折らないようにレンズを外していきます。が、あくまで無理はしません。
無事に外れました。
こちらが、ユニット側です。
そして、これがユニットとレンズの間に入るパッキンです。
古いパッキンをはがした後、新しいパッキンをはめていきます。
そして、新しいレンズを取り付けます。
新品のレンズって、こんなにキレイだったんですね‼
左右とも交換終わりました。
レンズがキレイになると見栄えが良くなるのはもちろんですが、
ヘッドライトも明るくなりますので、夜間走行も快適になりますので、お悩みの方は是非ご相談ください。
ST203 セリカ オイル漏れ修理
ちょっと古いトヨタのS型エンジン、車検でお預かりいたしましたが、かなりのオイル漏れです。
エンジンの後ろ側がかなりの重症みたいです
一度エンジンルームを高圧洗浄後にエンジンをかけると、ご覧の様にかなりの漏れが見られます。
エンジンのシリンダーヘッド側の不具合に間違えは無いので、まずはタイミングベルトを取り外します。
ベルトのカバーの中もかなりひどい状況です。
カムシャフトのオイルシールは完全に漏れていますが、
バルブカバーガスケットも、やはり漏れています。
あと、ディストリビューターも漏れてます。
定番のOリングです。
クランクシャフトのオイルシールと、オイルポンプのシールも交換して、徹底的に洗浄します。
もちろん、カムシールも交換します。
気になるウォーターポンプも交換致します。
さすがに年季が入っています。
全てのパーツをキレイにしたら、取り付けていきます。
ただの自己満足かもしれませんが、キレイだと嬉しいですよね。
組み付けていきます。
以上でエンジンオイル漏れ修理は完了ですが、
こちらのお車、フロントハブにガタつきがありましたので、ベアリングの交換も同時に行いました。
この辺りまでの分解は、割と容易いのですが・・・
ベアリングからハブプレートを外すのは、専用のSSTやプレス台などが必要になってきます。
今回は無事外れてくれました。
後はプレス台を使用してベアリングを圧入します。
こちらも無事完了。
トヨタのS型エンジンは、元々丈夫なエンジンなので、こまめにメンテナンスをすれば、まだまだ十分使えます。
今後も是非、末永く大事に乗ってあげて下さい。