VWゴルフ シフトワイヤー交換
エンジンがかからない。ということでレッカーにて入庫されました。
スターターモーターがまったく回りません。リレーの音もしないのでバッテリーやスターターモーターではなさそうなので、
試しにシフトを動かしてみてもスターターモーターは動きません。ですが、メーター内のインジケータも動かないのが判明
ボンネットを開けてみると、シフトワイヤーが外れてギアーがSレンジから動いていないのでスターターが回っていません
ワイヤーを外して、レバーを手で動かして、無事エンジンがかかったところで更なるトラブルが判明。
バキュームホースがさけて、シューシューと音が聞こえます。
ブレーキマスターにもつながっているホースなので外れてしまうととても危険です。
あらゆるところがさけているので、すべての交換をご提案しました。
こちらのホースと
こちらの2本を交換しました。
続いてシフトワイヤーの交換です。レバー側を分解して、
すき間からワイヤーがきてるか覗きましたが、どうやら室内にはきていないようです。
リフトアップしてみると、どうやらマフラーと遮熱板を外さないと交換はできないみたいです。
遮熱板がかなり大きいのでフロントのメンバーも外します。
外しました。
やっとワイヤーに到達しました。
と思ったら、まだ外れません(笑)
カバーを外して中を見ましたが、ユニットを外さないと構造が見えないのでワイヤーが外せません。
今度は車内からコンソールの取り外しを行います。これもなかなか大変です。
何とかコンソールを外しました。
やっとシフトレバーが、外れてくれました。
ワイヤーの取り付け部分を発見!
なかなかスゴイことになってます。
ミッション側のクランプ部分が破損してます。
シフトレバーはこんな構造になってました。
ワイヤーの交換とシフトレバーの組み付けも終わり、車両側に取り付けます。
せっかくマフラーも外したので、キレイにしてから取り付けます。
遮熱板も同じようにキレイにします。
そして、トランスミッションのシフトレバーに取り付けます。ちょうどバッテリーの下にあるので、
バッテリー液に触れて、もろくなって割れたのかもしれませんね
車内も戻して無事に完了致しました。
そろそろ年数が経ってきたゴルフⅤ
色々とトラブルもあるかもしれませんが、車体はシッカリしてますしまだまだ十分に使えます。
ぜひ末永くご利用下さい。
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